赤黒ゾンビに「血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire」と「反逆の印/Mark of Mutiny」は必要なのか?

12月5日ごろからずっとそれだけを考えてきた。
12月2日に出場した大会では、「血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire」と「反逆の印/Mark of Mutiny」を4枚ずつ投入したデッキを使用し、好成績を収めた。
デッキの最終調整をしようと思い、巷で使用されているゾンビデッキのレシピを調べた。すると意外なことに、上に挙げた2枚のカードを使用しているゾンビデッキはあまり見かけなかった。代わりに「地獄乗り/Hellrider」や「雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite」、そして火力などが多く採用されていた。

「血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire」と「反逆の印/Mark of Mutiny」は本当に必要なのか。

ちょっと考えてみた。
もし「血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire」があると・・・、

①「墓所這い」を何度も生贄に捧げて超巨大クリーチャーになる
②「拘留の宝球」をフィズらせることができる
③「墓所這い」を「終末」から避難させられる
④「ゲラルフの伝書使」を強制的に殺してダメージを与えられる
⑤相手の「絆魂」を無効化できる

ちょっと考えただけでもこんなにたくさんいいことがある。
さらに「反逆の印/Mark of Mutiny」を唱えることができればもっと素晴らしいことが起きるのは言うまでもない。
それに「反逆の印/Mark of Mutiny」は単体でもそこそこ強い。序盤に軽量クリーチャーでダメージを与えた後、相手のガーダーをいただいていっしょに殴ればゲームが終わることは多い。

ああ、これは2枚とも採用するしかない!

と思ってこしらえたのが以下のレシピ。


メイン
3 《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
4 《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》
4 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
4 《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
4 《墓所這い/Gravecrawler》
2 《地獄乗り/Hellrider》
4 《悪名の騎士/Knight of Infamy》
2 《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》
4 《火柱/Pillar of Flame》
3 《灼熱の槍/Searing Spear》
2 《反逆の印/Mark of Mutiny》

4 《血の墓所/Blood Crypt》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
1 《山/Mountain》
4 《ラクドスのギルド門/Rakdos Guildgate》
7 《沼/Swamp》

サイドボード
2 《反逆の印/Mark of Mutiny》
2 《死体焼却/Cremate》
1 《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
3 《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》
3 《強迫/Duress》
2 忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned
1 《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》
1 《地獄乗り/Hellrider》

ゾンビや人間対策として「火柱」はほしいし、「ケンタウルスの癒し手」のようなタフネスが3以上のクリーチャーのためにも「灼熱の槍」もほしい。様々な場面で役に立つ「反逆者の印」も当然ほしい。そして、なんとしても積みこみたい「血の座の吸血鬼」。きっと素晴らしい活躍をしてくれるはず!

かなり悩んだがいいデッキができたと思った。


さあ、舞台は1回戦のR3!
相手先手で、緑白ショックランドをタップイン。
こちらは「墓所這い」を召喚。いいスタートだ。
相手2ターン目、マナクリを召喚してエンド。
こちらはお待ちかねの「血の座の吸血鬼」を最短で召喚。そして「墓所這い」で相手のライフを攻める。手札には「ゲラルフの伝書使」が控えている。
相手3ターン目、土地をセットして4マナ出る状態から、「トラフト」を召喚。そしてその「トラフト」に「天上の鎧」がつく。R1はこれと「怨恨」のセットにしてやられた。だが今回はこっちも手札が良いので気にならない。
そして迎えた自分の3ターン目。ここでミスプレイを犯す。「トラフト」に先制攻撃が付いたのを忘れて、「墓所這い」でアタックに行ってしまう。しかし、相手もここでミスプレイを犯す。何を警戒したのか、「墓所這い」をスルーしてくれる。その後、「ゲラルフ」を召喚。しかも手札には次の「ゲラルフ」が控えている。こっちの方が早いで!
そして4ターン目、悲劇が起こる。なんと「トラフト」に2枚目の「天上の鎧」と「怨恨」が付いてしまう!!!
10/8トランプル先制攻撃の「トラフト」が襲いかかってきた!!!しゃれならん!!!そのとき正直思った。「なんで1回戦からこんな目に合わなあかんねん!」「4ターン目に10/8トランプル先制攻撃ってなんやねん!おまけに4/4飛行まで出てくるし!しかも対象とられへんしどうすんねん。なんで1回戦からこんな目に・・・」しばらく思考が止まってしまった。
でも考えた。こっからどうすればいいんや?「墓所這い」と「ゲラルフ」を食べた「血の座の吸血鬼」は今は7/7が最高やから、相手の「トラフト」に対抗できひん。でもスルーしたら14点もくらってしまい、相手の次のターンを迎えたら死んでしまう。となると、次の自分のターンに倒してしまわなければならない。いったいどうすれば・・・。今の自分の手札で一体相手にどれだけのダメージを与えられるのか?

あれ?これまさか???

しばらく考えた後、「トラフト」の攻撃をスルーして、14点をもらった。相手は追加のクリーチャーを展開せず、エンド。エンド時に、こちらは「ゲラルフ」を生贄にして4/3で復活して相手に2点を与える。
自分の4ターン目、追加の「ゲラルフ」を召喚して、2点。それを生贄に捧げて、「血の座の吸血鬼」が3/3になる。さらに「ゲラルフ」が復活して2点。そしてまた「ゲラルフ」を生贄にして「血の座の吸血鬼」が5/5に!それと4/3の「ゲラルフ」と「墓所這い」で攻撃して11点。前のターンのエンドから数えて合計17点を叩き込んで見事勝利した。

やっぱ「血の座の吸血鬼」は絶対いるやんけー!これなかったら負けてたわ!ああ、入れててよかったー!



昨日の夜まで迷っていたことに答えが出た。

【赤黒ゾンビに「血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire」と「反逆の印/Mark of Mutiny」は必要なのか?】

答え、絶対必要!!!

私はこれからも「血の座の吸血鬼」を使い続けることだろう。



「血の座の吸血鬼」はその後も活躍を続けた。やっぱこのクリーチャーはすごい!!

ただ、この後いろいろあって、気が付くと対戦成績が

1-3

になっていた。
なんじゃそら。

この結果を友人にメールしたところ、
「負け越しでドロップとか話にならないよ」
みたいなことを言われたので、がんばって3-3に戻した。

ほんとは最後までやりたかったが、こうなった以上は明日のレガシの練習もしたいし、何より進行が遅すぎて1試合終わった後、30分以上の空きがあったのでつらいのでここでドロップした。

強いデッキやったはずやのにな・・・。
どこでどう間違えたのか。
しっかりと考えて次につなげたい。


明日はレガシーの結果について書きたいと思う。













まあ、負けたのは「AKB切れ」が原因ですね。

車は「燃料切れ」になると走ることはできません。
私は「AKB切れ」になると戦うことはできません。
もう少しこまめに「AKB」の雑誌を読むなりして、「AKB」を補充するべきでした。
反省してます。

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