昨年末に【ジャンド】の製作を開始した。
このデッキをプレイしたことはほとんどないが、チームメイトがスタンダードで【ジャンド】が活躍していた頃に使用しており、【Zoo】をフルボッコにしているところを見かけたことがあった。【Zoo】に勝てるのだから、多分その他のビート系デッキにも勝てるだろうと思っていた。デッキ内容をきちんと把握していたわけではないが、コンボに勝てるような構成ではなかったと思うので、(ビート系デッキにも効果があると思われる)軽量手札破壊を満載にしてそれらに対抗しようと考えた。


①一番最初に出来上がったレシピは以下の通り。

4《Badlands》
3《Bayou》
2《Taiga》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》
2《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
1《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

3《稲妻/Lightning Bolt》
4《思考囲い/Thoughtseize》
3《強迫/Duress》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《終止/Terminate》
4《Hymn to Tourach》
4《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
4《荒廃稲妻/Blightning》
3《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
1《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》

手札破壊15枚、クリーチャー15枚(ミシュラランド含む)、クリーチャー破壊9枚という構成。【ANT】や【スニークショー】などに負けることはあってならぬという思いで作った。また、手札破壊で相手がクリーチャーを捨てることもあるので、実質的にはクリーチャー破壊は上の枚数以上となる。
そこそこのバランスで組めたのではないかと思った。
【チメリカ】、【カナスレ】、【BIGZOO】、【罰する火コン】とのフリープレイの結果、非常に良い手ごたえを感じた。


②第83回AMC出場バージョン
 ①のレシピで出場しようと思ったが、プレイテストを重ねていくと、《荒廃稲妻》の2発目を打つときには相手の手札が空であることがほとんどだったので、4枚はやりすぎのように感じた。また、序盤に出る《ラッキー》や《ボブ》は厄介だなあと思い、稲妻を増やそうと思った。

(変更点)
《稲妻/Lightning Bolt》 3 → 4
《強迫/Duress》 3 → 2
《荒廃稲妻/Blightning》 4 → 3
《破滅的な行為/Pernicious Deed》 0 → 1


メイン
4《Badlands》
3《Bayou》
2《Taiga》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》
2《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
1《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思考囲い/Thoughtseize》
2《強迫/Duress》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《終止/Terminate》
4《Hymn to Tourach》
4《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
3《荒廃稲妻/Blightning》
3《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
1《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
1《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》

サイドボード
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
4《根絶/Extirpate》
2《強迫/Duress》
4《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《破滅的な行為/Pernicious Deed》


③夢屋レガシー出場バージョン
AMCでは3勝3敗という、なんとも言えない結果だった。
ややクリーチャー数が少なく、相手の手札と場が空なのに、こちらの場にもクリーチャーがいないという事態に陥ることがあったので、クリーチャーを一枚だけ増やした。(パルスを叫び大口に変更。パルスはクリーチャーにしか使用しなかったため。)また、クリーチャーが墓地に行っても再利用できるようにした。

(変更点)
《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》 0 → 1
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》 4 → 3
《荒廃稲妻/Blightning》 3 → 2
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》 3 → 2
《叫び大口/Shriekmaw》 0 → 1
《墓忍び/Tombstalker》 0 → 1


メイン
4《Badlands》
3《Bayou》
2《Taiga》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》
2《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
1《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》

4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思考囲い/Thoughtseize》
2《強迫/Duress》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《終止/Terminate》
4《Hymn to Tourach》
3《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
2《荒廃稲妻/Blightning》
2《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
1《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
1《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《墓忍び/Tombstalker》

サイドボード
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
4《根絶/Extirpate》
2《強迫/Duress》
4《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《破滅的な行為/Pernicious Deed》


④バージョン4
夢屋レガシーにおいて不毛ループをくらってしまい、必ず基本土地(沼)から出すようにしようと思った。また、2ターン目にヒムを打つ時にはまた沼を持ってこようと思ったので、沼を1枚追加した。そのようなプレイをしていると、トリナクスが召喚し辛くなったので、トリナクスを外した。そこには夜鷲2枚と追加の墓忍びが入った。特に夜鷲は、接死とライフリンクがあるので、デッキが強くなったと勘違いした。トリナクスがなくなったので、サルカンもお役御免となった。

(変更点)
《沼/Swamp》 1 → 2
《Badlands》 4 → 3
《Taiga》 2 → 1
《怒り狂う山峡/Raging Ravine》 1 → 2
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》 3 → 0
《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk 》 0 → 2
《叫び大口/Shriekmaw》 1 → 2
《墓忍び/Tombstalker》 1 → 2
《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》 1 → 0


3《Badlands》
3《Bayou》
1《Taiga》
2《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》
2《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
2《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》

4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思考囲い/Thoughtseize》
2《強迫/Duress》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《終止/Terminate》
4《Hymn to Tourach》
2《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk 》
2《荒廃稲妻/Blightning》
2《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
1《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
2《叫び大口/Shriekmaw》
2《墓忍び/Tombstalker》


⑤バージョン5
バージョン4になって、急にZooに勝てなくなった。そのおかげで、このころからZooとばかりフリープレイをするようになった。五分五分とかそういうレベルではなく、必ず負ける。展開的に、もう少しで勝てそうでも必ずトップ勝負で負ける。
ジャンドは、容易に相手をトップ勝負に持ち込めるデッキであったが、そのときにはこちらもトップ勝負になっているときが多い。相手はトップから引いてきたナカティルや騎士を次々にプレイする。そんなときに強迫を引いてしまったらどうなる?せっかく血編みでアド差がうまれるかもとか思ってライブラリーをめくって強迫がめくれたらどうなる?やはり手札破壊が12枚も入っているのはやりすぎではないかと感じ始めた。
ということで、強迫はディード等と入れ替えることにした。もともと親和に弱かったので悪い選択肢ではなかった。また、Zooとばかりフリープレイを行った結果、夜鷲が非常に弱く感じられた。「タルモや騎士と相討ちできるのはでかい」と思っていたが、稲妻やチェンライで処理されると目も当てられない。やはり、トリナクスで時間を稼ぎ、その間に血編みでなどでアド差をつけるのがいいのだと思った。

(変更点)
《強迫/Duress》 2 → 0
《破滅的な行為/Pernicious Deed》 1 → 2
《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk 》 2 → 0
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》 0 → 3


3《Badlands》
3《Bayou》
1《Taiga》
2《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》
2《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
2《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》

4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《終止/Terminate》
4《Hymn to Tourach》
3《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
2《荒廃稲妻/Blightning》
2《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
2《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
2《叫び大口/Shriekmaw》
2《墓忍び/Tombstalker》

⑥バージョン6
バージョン5でZooと戦ってみても、結局勝率は5割であった。それ以上に受け入れ難かったのが、マーフォーク戦の勝率が6割程度しかなかったことである。フリープレイの相手をしてもらった友人からは「6割もあれば十分だろ?」と言われた。しかし、これだけの除去とアドバンテージを生むカードが入っているのだから、せめて7割には到達してほしかった。
最初のレシピのときは、どんなデッキとやっても有利だったような気がするのに、いつの間にこんなに弱くなってしまったのか。そう思ったので、最初のレシピに戻してみることにした。また、マーフォークともっと差をつけるためにラバマンサーも起用した。更に、Zooとのトップ勝負時に、相手だけ森の知恵で3枚から選べるのが我慢ならなかったので、自分も採用することにした。

※以前に独楽を投入したことがあったが、序盤に引くと弱すぎるのでやめた。序盤にはやることが沢山あるので、独楽を回してる暇がない。もちろん、後半のトップ勝負時に引ければ強いのだが、序盤を生き抜くために他のカードに変えた。

(変更点)ただし、バージョン5からではなく、第83AMC出場のレシピからの変更
《Badlands》 4 → 3
《Taiga》 2 → 1
《沼/Swamp》 1 → 2
《怒り狂う山峡/Raging Ravine》 1 → 2
《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer 》 0 → 2
《森の知恵/Sylvan Library 》 0 → 2
《叫び大口/Shriekmaw》 0 → 1
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》 4 → 3
《荒廃稲妻/Blightning》 3 → 2
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》 3 → 2
《破滅的な行為/Pernicious Deed》 1 → 0
《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》 1 → 0

3《Badlands》
3《Bayou》
1《Taiga》
2《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》
2《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
2《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》


4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思考囲い/Thoughtseize》
2《強迫/Duress》
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer 》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《終止/Terminate》
4《Hymn to Tourach》
2《森の知恵/Sylvan Library 》
3《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
2《荒廃稲妻/Blightning》
2《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
1《叫び大口/Shriekmaw》


森の知恵は素晴らしいカードだったが、ベストチョイスではなかった。このジャンドは前半は耐え忍び、後半から血編み等から得たアドバンテージを利用して勝利にもぎ取るデッキである。確かに、お互いにトップ勝負になっているときにライブラリーの上3枚からカードを選べるのは心強かった。しかし、後半に移行する時にはライフは大幅に削られている。そのため、このカードのもう一つの利点、すなわちライフをカードアドバンテージに変換する能力が使用ができないことがほとんどだった。上記のジャンドでは、森の知恵を最大限に活用することはできないので、他のカードを選択したほうがいいと思った。


※余談
Zooは素晴らしいデッキであると思った。非常に安定した動きをしており、しかも速い。常にトップメタに君臨するだけのことはある。コンボ以外でZoo相手に有利が付くデッキは親和ぐらいしかないような気がする。
マーフォークも同じく素晴らしいデッキであった。ラバマンサーが出れば確かにきついのだが、珊瑚兜のせいでそれだけでは対処できないことがある。珊瑚兜の強さは異常だった。2マナで出てくるが、気が付いたら4/4飛行になっている。しかもロードにもなっている。これを守っているだけで勝てるときも多々ある。Zooやゴブリンに歯が立たないと言われながらも、トップメタに居続ける理由がよくわかった。


※藤田氏のジャンドと遭遇
以前、藤田氏がレガシー大会で使用していたジャンドがあるとのことなので、友人からそちらを紹介してもらった。レシピは以下の通り。

レシピは以下のサイトを参照
http://uminchu0411.blog72.fc2.com/blog-entry-86.html

メイン
4 《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4 《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
2 《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
4 《終止/Terminate》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《Hymn to Tourach》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4 《Badlands》
4 《Bayou》
4 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2 《Taiga》
4 《沼/Swamp》
3 《山/Mountain》
1 《森/Forest》

サイドボード
3 《Pyrokinesis》
3 《思考囲い/Thoughtseize》
3 《クローサの掌握/Krosan Grip》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2 《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》
2 《虚空の杯/Chalice of the Void》



自分のデッキより高マナ域の呪文が多数搭載されており、コンボには太刀打ちできないだろうと感じたが、デッキ調整に行き詰まり感があったので気分転換に使用してみることにした。
回してみると、とてもいい動きをする。必要な時に必要な呪文が手札にあるように感じた。そのスムーズな動きに感心させられるばかりだった。自分が作成したジャンドは、引きたくないときに強迫や荒廃稲妻を引いたりしてイライラすることが多かったが、藤田氏のデッキではそんなことを感じることはなかった。どの呪文を引いてきても効果がある場面がほとんどだった。(たとえば、荒廃稲妻を打つときにすでに相手の手札が空であることはほとんどなかった)恐らく、入念にデッキ調整が行われており、無駄になるカードなど皆無なのだろう。このバランスには恐れ入った。本当にストレスなくプレイすることができた。
ただ残念なことは、私がこのデッキをプレイしてもマーフォークとは五分五分であり、要は使いこなせないということだ。そしてこれは約1年前(2010年2月頃)のレシピだということだ。


⑦エタパ出場バージョン
今までのデッキ調整で得た経験、藤田氏のデッキを使用してみて感じたことなどを生かし、最後の調整に取り掛かった。
「コンボに勝ちたい」、「Zooやマーフォークに負けたくない」という初期の要望を満たし、かつ、藤田氏のデッキのようにスムーズな動きを実現できるように自分なりに組んでみた。それが以下のレシピ。


メイン
3《Badlands》
3《Bayou》
2《Taiga》
2《沼/Swamp》
2《山/Mountain》
1《森/Forest》
1《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
1《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《終止/Terminate》
4《Hymn to Tourach》
4《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
2《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
2《叫び大口/Shriekmaw 》
2《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
2《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》

サイド
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《根絶/Extirpate》
3《強迫/Duress》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《炎渦竜巻/Firespout》
3《破滅的な行為/Pernicious Deed》


手札破壊は必要最低限とし、対コンボにはサイドから強迫や根絶で対応することにした。コンボ相手だと8枚は少ない、ビート相手だと8枚は多いとどっちつかずの数だが、カードの引きにはばらつきがあるので、この枚数が妥当だと思った。これ以上の数にすると、引きすぎた時はゲームにならないし、これ以下の数だと、かなり引きすぎないとコンボ対策にならない。
トップ勝負時のスピード不足や後半の息切れ対策として、大型のクリーチャーを多めに採用した。「トリナクスはレガシーでは弱いのではないか」という意見も聞かれたが、そんなことはない。ケンスキされなければ、大幅に時間を稼いでくれるので、その間に血編み、ヒム、ドラゴンなどでアドバンテージを得て攻勢に転じることができる。よって、トリナクスは4枚採用することにした。
クリーチャー破壊カードは、稲妻・叫び大口、ギャンコマなども数に入れると相当数が搭載されており、数に困ることはないだろう。


さて、このデッキで出場したエタパの結果だが、前回の日記でも書いたとおり2-3-2だった。残念ながら、勝ち越しすらできないありさまだった。いくつかのデッキに対しては隙があったし、攻撃力がやや足りず、攻勢に転じても逆転されることもあった。
しかし、ここであきらめずにしばらくは調整を続けていきたい。プレイした感触は悪くない。あと少し何かが足りない。それを見つけて、納得のいくデッキに成長させたい。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索