ジャンドvs青白赤デルバー!
2012年5月12日 デッキ相性調査 コメント (4)フォーマットはモダン。
五分五分といったところだろうか。
テストプレイを20回ほど行なったところ11勝9敗でジャンドが勝ち越したが、ほぼ互角とみていいと思う。
ただし、ジャンドは一般的なものではなくややオリジナル色の強いものだ。
(ジャンドのレシピはhttp://ikaros.diarynote.jp/201204242251017354/を参照[ただし、赤タイタン、ドラゴン、包囲攻撃の司令官は、リリアナ、高原の狩りの達人等に変更しています。枚数などの詳細は今は秘密です。青白赤デルバーのレシピは日記の最後に記載)
双方ともやることは似ている。大量に内蔵されている除去を駆使して、自軍の優秀なクリーチャーで殴る。異なる点は、デルバー側は最初にクリーチャーを展開してから、除去で道を開けて殴る。ジャンド側はまず出ている脅威を取り除いてから血編みをはじめとする脅威を展開していく。
やることは同じだが、デッキ内のカードを見るとジャンドのクリーチャーは青白赤デルバーの除去より多く、ジャンドの除去は青白赤デルバーのクリーチャーより多い。
単純な戦力ではジャンドに分があるが、青白赤デルバーは軽量なクリーチャーが多いのでそれらを序盤に展開しながら差し戻しなどでテンポを取りながら戦うことができる。ステップのオオヤマネコや秘密を掘り下げるものでできる限りダメージを与えてしまいたい。そうすれば後は火力で止めを刺すこともできる。
しかしながら、ジャンドの除去はあまりにも多いので場にクリーチャーが残らない場合が多い。
そうなると頼みの綱はトラフトのみである。実際、テストプレイにおけるデルバー側の9勝はすべてトラフトが導いたものだ。逆にトラフトを引けなかった場合は全く勝てなかった。
トラフトが場に出た後、ジャンド側のクリーチャーを除去して殴れば6点。2枚目の除去や差し戻しや瞬唱での除去の使いまわしによって2回目のパンチを通せば合計12点。ジャンド側はショックランドやフェッチランドでダメージを食らっていることが多いので、トラフトのパンチが2回通っていればたちまち火力の圏内となる。しかも、トラフトはリリアナでしか除去できないのでそれができない場合はクリーチャーで相打ちにとるしかない。それができたとしても、4点は覚悟しないといけない。せっかく戦闘で破壊したとしても、2枚目がプレイされたらどうしようもない。
ただ、重ねて言うがトラフトを引かないと勝てないのも事実。青白赤デルバー側は、いかにしてトラフトを守りながら戦うかを考えないといけない。
ジャンド側からみると、トラフトを引かれない限りは負けることはほとんどない。大量にある除去でネコやデルバーを片っ端から除去して、血編みやタルモなどで殴ればいいだけ。リリアナを引くことができればトラフトのために温存しておく。そして相手の場を何もない更地にしておけば、トラフトもプレイされにくくなる。
とはいえ、デルバー側も大量の除去を内蔵しており、しかもそれを瞬唱で使いまわしてくる。お互い除去を次々にぶっぱなしていくので、なんやかんやで長期戦になる。そうするといずれはトラフトを引かれてしまう。で、結局召喚されて天使で4点くらった後に火力でやられるなんてことは多々ある。したがって、ライフは大切にした方がいい。ノーガードの殴り合いなどしてはいけない。トラフト以外のクリーチャーを戦闘で防御して相打ちをとれる場合は、攻撃してダメージを与えるよりもそちらを優先した方が良い。除去に余裕があるのなら、アドバンテージを損失するのを覚悟でトラフトから出てくる天使に終止を打ってもいいぐらいだ。ライフさえ大量に残っていれば、のちに召喚されたトラフトの攻撃が仮に1回ぐらい通ってしまったとしても、なんとかなる。
トラフトの話ばっかりしたような気がするが、ジャンド対青白赤デルバーの鍵を握っているのはトラフトだと思う。
デルバー側はトラフトをしっかり守っていけば必ず勝てる。
ジャンド側は相手にダメージを与えることよりもまずは自分のライフを大切にすること。そうすれば、戦力的にはこちらが上回っているのだから、最後には勝てる。
トラフトを引けるかどうか、引いた後にどうするのか、あるいは引かれたトラフトにどう対処するのか、それまでにどういう体制を作っておくのか、それが勝敗を左右する。
☆今をときめくAKBのコーナー
指原莉乃の「それでも好きだよ」のCDを借りました。会社のパートの人にAKBグループのファンがいて、
「指原のCD買いました?」
と聞かれて買ってない旨を伝えると次の日に持ってきてくれました。ちなみに、乃木坂46とCD売上の勝負をしていたみたいなので、
「指原のファンだったら買わないとダメじゃないですか!」
と怒られました。
それにしてもAKBのCDの付加価値はすごい!付属のDVDは指原のたくさんの映像で満ち溢れていました。特に、本人による掛け声の解説のコーナーは楽しみました。そして、
「AKBのCDはやっぱ買わなあかん!」
と思ってしまいました。こんな自分は見事に販売戦略に引っかかっているんでしょうね・・・。
あっ、そういえば5月9にNMBの「ナギイチ」が発売されましたね。買おかな・・・。
みんなも買いましょう!
えっ?指原の歌の感想?
思ってたより下手でした・・・。まあそれも彼女のかわいさのうちやな。
【青白赤デルバー】 デッキレシピ
4 《乾燥台地/Arid Mesa》
2 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1 《島/Island》
3 《湿地の干潟/Marsh Flats》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》
1 《山/Mountain》
1 《平地/Plains》
2 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2 《蒸気孔/Steam Vents》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
4 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《稲妻のらせん/Lightning Helix》
4 《流刑への道/Path to Exile》
3 《差し戻し/Remand》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
4 《血清の幻視/Serum Visions》
五分五分といったところだろうか。
テストプレイを20回ほど行なったところ11勝9敗でジャンドが勝ち越したが、ほぼ互角とみていいと思う。
ただし、ジャンドは一般的なものではなくややオリジナル色の強いものだ。
(ジャンドのレシピはhttp://ikaros.diarynote.jp/201204242251017354/を参照[ただし、赤タイタン、ドラゴン、包囲攻撃の司令官は、リリアナ、高原の狩りの達人等に変更しています。枚数などの詳細は今は秘密です。青白赤デルバーのレシピは日記の最後に記載)
双方ともやることは似ている。大量に内蔵されている除去を駆使して、自軍の優秀なクリーチャーで殴る。異なる点は、デルバー側は最初にクリーチャーを展開してから、除去で道を開けて殴る。ジャンド側はまず出ている脅威を取り除いてから血編みをはじめとする脅威を展開していく。
やることは同じだが、デッキ内のカードを見るとジャンドのクリーチャーは青白赤デルバーの除去より多く、ジャンドの除去は青白赤デルバーのクリーチャーより多い。
単純な戦力ではジャンドに分があるが、青白赤デルバーは軽量なクリーチャーが多いのでそれらを序盤に展開しながら差し戻しなどでテンポを取りながら戦うことができる。ステップのオオヤマネコや秘密を掘り下げるものでできる限りダメージを与えてしまいたい。そうすれば後は火力で止めを刺すこともできる。
しかしながら、ジャンドの除去はあまりにも多いので場にクリーチャーが残らない場合が多い。
そうなると頼みの綱はトラフトのみである。実際、テストプレイにおけるデルバー側の9勝はすべてトラフトが導いたものだ。逆にトラフトを引けなかった場合は全く勝てなかった。
トラフトが場に出た後、ジャンド側のクリーチャーを除去して殴れば6点。2枚目の除去や差し戻しや瞬唱での除去の使いまわしによって2回目のパンチを通せば合計12点。ジャンド側はショックランドやフェッチランドでダメージを食らっていることが多いので、トラフトのパンチが2回通っていればたちまち火力の圏内となる。しかも、トラフトはリリアナでしか除去できないのでそれができない場合はクリーチャーで相打ちにとるしかない。それができたとしても、4点は覚悟しないといけない。せっかく戦闘で破壊したとしても、2枚目がプレイされたらどうしようもない。
ただ、重ねて言うがトラフトを引かないと勝てないのも事実。青白赤デルバー側は、いかにしてトラフトを守りながら戦うかを考えないといけない。
ジャンド側からみると、トラフトを引かれない限りは負けることはほとんどない。大量にある除去でネコやデルバーを片っ端から除去して、血編みやタルモなどで殴ればいいだけ。リリアナを引くことができればトラフトのために温存しておく。そして相手の場を何もない更地にしておけば、トラフトもプレイされにくくなる。
とはいえ、デルバー側も大量の除去を内蔵しており、しかもそれを瞬唱で使いまわしてくる。お互い除去を次々にぶっぱなしていくので、なんやかんやで長期戦になる。そうするといずれはトラフトを引かれてしまう。で、結局召喚されて天使で4点くらった後に火力でやられるなんてことは多々ある。したがって、ライフは大切にした方がいい。ノーガードの殴り合いなどしてはいけない。トラフト以外のクリーチャーを戦闘で防御して相打ちをとれる場合は、攻撃してダメージを与えるよりもそちらを優先した方が良い。除去に余裕があるのなら、アドバンテージを損失するのを覚悟でトラフトから出てくる天使に終止を打ってもいいぐらいだ。ライフさえ大量に残っていれば、のちに召喚されたトラフトの攻撃が仮に1回ぐらい通ってしまったとしても、なんとかなる。
トラフトの話ばっかりしたような気がするが、ジャンド対青白赤デルバーの鍵を握っているのはトラフトだと思う。
デルバー側はトラフトをしっかり守っていけば必ず勝てる。
ジャンド側は相手にダメージを与えることよりもまずは自分のライフを大切にすること。そうすれば、戦力的にはこちらが上回っているのだから、最後には勝てる。
トラフトを引けるかどうか、引いた後にどうするのか、あるいは引かれたトラフトにどう対処するのか、それまでにどういう体制を作っておくのか、それが勝敗を左右する。
☆今をときめくAKBのコーナー
指原莉乃の「それでも好きだよ」のCDを借りました。会社のパートの人にAKBグループのファンがいて、
「指原のCD買いました?」
と聞かれて買ってない旨を伝えると次の日に持ってきてくれました。ちなみに、乃木坂46とCD売上の勝負をしていたみたいなので、
「指原のファンだったら買わないとダメじゃないですか!」
と怒られました。
それにしてもAKBのCDの付加価値はすごい!付属のDVDは指原のたくさんの映像で満ち溢れていました。特に、本人による掛け声の解説のコーナーは楽しみました。そして、
「AKBのCDはやっぱ買わなあかん!」
と思ってしまいました。こんな自分は見事に販売戦略に引っかかっているんでしょうね・・・。
あっ、そういえば5月9にNMBの「ナギイチ」が発売されましたね。買おかな・・・。
みんなも買いましょう!
えっ?指原の歌の感想?
思ってたより下手でした・・・。まあそれも彼女のかわいさのうちやな。
【青白赤デルバー】 デッキレシピ
4 《乾燥台地/Arid Mesa》
2 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1 《島/Island》
3 《湿地の干潟/Marsh Flats》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》
1 《山/Mountain》
1 《平地/Plains》
2 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2 《蒸気孔/Steam Vents》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
4 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《稲妻のらせん/Lightning Helix》
4 《流刑への道/Path to Exile》
3 《差し戻し/Remand》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
4 《血清の幻視/Serum Visions》
鋼 vs 赤単 (スタンダード)
2011年11月12日 デッキ相性調査 コメント (2)【鍛えられた鋼】が強いと思ったので、現環境で活躍している【赤単】相手にどれだけ戦えるか試してみた
。
30回戦った結果、11勝19敗(先攻後攻15回ずつ)で大敗した。
【鍛えられた鋼】の強さはとにかく速いこと。一瞬でクリーチャーが並び、そこに《鍛えられた鋼》が出てきたら相手はお手上げとなる。+2/+2は馬鹿に出来ない。
次に挙げられる強さは、ほとんどのクリーチャーは飛行付きなのでガードされないこと。《大霊堂のスカージ》、《脊柱の飛行機械》、《きらめく鷹》、《きらめく鷹の偶像》、そして金属術でプロテクション(全ての色)を得る《刻まれた勇者》、等々。
最後の強さは、場合によってはすぐさま相手を毒殺できること。《審判の日》などでクリーチャーがすべて死亡しても、《墨蛾の生息地》と《鍛えられた鋼》は場に残る。強化された蛾は一瞬で相手を死に至らしめる。
速い、ガードされない、毒殺、そしてそれらを後押しする《鍛えられた鋼》の存在があり、現環境のソリューションの1つと考えていた。しかしながら、【赤単】には分が悪かった。
まず、高速でクリーチャーを展開するために支払うファイレクシアマナが痛く、それらのクリーチャーが《感電破》や《はらわた撃ち》で落とされるとたまらない。また、大量にクリーチャーを展開しても《電弧の痕跡》で2対1交換されてしまうことが多く、ライフは失う、アドバンテージは失うでは話にならない。クリーチャーが次々に焼かれるので金属術が達成しないことも多く、《オパールのモックス》が機能しなかったり、《刻まれた勇者》にプロテクションがつかないことも多々あった。
結局、【赤単】にペースを握られることが多かった。
では【赤単】が最高かというと、そうでもない。もちろん、非常に強い勝ちパターンを持っているので侮れないが、【ソーラーフレア】に勝ちづらい、《ダングローブの長老》が焼けない、《刃砦の英雄》がうざいなど、問題も抱えている。
現環境のソリューションは一体何か?
ファイナルズまでには答えを出したいと思う。
。
30回戦った結果、11勝19敗(先攻後攻15回ずつ)で大敗した。
【鍛えられた鋼】の強さはとにかく速いこと。一瞬でクリーチャーが並び、そこに《鍛えられた鋼》が出てきたら相手はお手上げとなる。+2/+2は馬鹿に出来ない。
次に挙げられる強さは、ほとんどのクリーチャーは飛行付きなのでガードされないこと。《大霊堂のスカージ》、《脊柱の飛行機械》、《きらめく鷹》、《きらめく鷹の偶像》、そして金属術でプロテクション(全ての色)を得る《刻まれた勇者》、等々。
最後の強さは、場合によってはすぐさま相手を毒殺できること。《審判の日》などでクリーチャーがすべて死亡しても、《墨蛾の生息地》と《鍛えられた鋼》は場に残る。強化された蛾は一瞬で相手を死に至らしめる。
速い、ガードされない、毒殺、そしてそれらを後押しする《鍛えられた鋼》の存在があり、現環境のソリューションの1つと考えていた。しかしながら、【赤単】には分が悪かった。
まず、高速でクリーチャーを展開するために支払うファイレクシアマナが痛く、それらのクリーチャーが《感電破》や《はらわた撃ち》で落とされるとたまらない。また、大量にクリーチャーを展開しても《電弧の痕跡》で2対1交換されてしまうことが多く、ライフは失う、アドバンテージは失うでは話にならない。クリーチャーが次々に焼かれるので金属術が達成しないことも多く、《オパールのモックス》が機能しなかったり、《刻まれた勇者》にプロテクションがつかないことも多々あった。
結局、【赤単】にペースを握られることが多かった。
では【赤単】が最高かというと、そうでもない。もちろん、非常に強い勝ちパターンを持っているので侮れないが、【ソーラーフレア】に勝ちづらい、《ダングローブの長老》が焼けない、《刃砦の英雄》がうざいなど、問題も抱えている。
現環境のソリューションは一体何か?
ファイナルズまでには答えを出したいと思う。
カナスレ VS BIG ZOO の考察
2010年12月27日 デッキ相性調査【カナスレ】 VS【BIG ZOO】のメイン戦を20回行ったところ、10勝10負で【カナスレ】が勝ち越した。ゲーム内容を振り返りながら、この結果について考察する。
【カナスレ】が勝つためには、なんとしてもマナ否定戦略を成功させるしかない。相手のマナがたまると《タルモゴイフ/Tarmogoyf 》や《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》が次々に召喚されて止められない。序盤にマナ否定戦略が成功して、《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》でダメージを十分に与えていれば、上記のクリーチャーが出てきても《火+氷/Fire+Ice》や《稲妻/Lightning Bolt》で除去あるいはタップして攻撃できる。ただし、相手はStP6枚体制なのでこちらの《タルモゴイフ/Tarmogoyf 》が役に立たないことが多くて困る。
マストカウンターカードも多くて困る。上記クリーチャーもカウンターできる場合はするべきだし、手札がマナ否定戦略に満ちている場合で火力を持っていない(かつ探しに行けない)場合は《貴族の教主/Noble Hierarch》すらもカウンターしなければならない。《森の知恵/Sylvan Library》ももちろん戦場に出させるわけにはいかない。この戦いで《呪文嵌め/Spell Snare 》が無駄カードになるようなことはないだろう。《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》が出たらほとんど負けが確定してしまうが、たとえばこれをデイズケアしてプレイされるようなぐらいマナが出るならいずれにしても負けてしまうと思う。
また、1ターン目に《野生のナカティル/Wild Nacatl》が出されたとしてもすぐに火力で始末してはいけない。火力で焼く優先度NO.1は《貴族の教主/Noble Hierarch》である。できれば《もみ消し/Stifle 》や《不毛の大地/Wasteland》でサイズを小さくしていきたい。
とにかくやることは、
マナ否定 → マナ残して生物展開 → 相手妨害 → フィニッシュ
であり、間違っても3/4で出せるからといって、フルタップで《タルモゴイフ/Tarmogoyf 》を召喚などしてはならない。【カナスレ】側は一枚たりともカードを無駄にできない。そこまでしてやっと五分五分だと思う。
逆に【BIGZOO】側からすれば、相手が【カナスレ】とわかった場合、特にあせってプレイする必要はない。安全にフェッチを起動できるまで待てば良い。もちろん【カナスレ】はフルタップなどしてくれない。しかし、何かの呪文を使って青マナを出せる土地が1枚しかないときにフェッチを2枚起動するなどして確実に土地を出していきたい。そして土地を持ってくるときは、手札の事情があれど必ず基本土地から持ってくることである。相手の《不毛の大地/Wasteland》を無駄カードに出来る。3種類の基本土地を場に出すことができれば、相手のマナ否定戦略はほぼ失敗したといえる。しかも、今回使用した【BIG ZOO】は火力が控えめなので、序盤は森と平地さえあればなんとかなる。また、こちらがフェッチも動かさずにゆっくりプレイしていると、相手の《もみ消し/Stifle 》や《呪文嵌め/Spell Snare 》が手札に停滞することになるので、スレッショルドするのも遅くなる。
ただし、ゆっくりプレイしたとしても、戦場に出したデュアルランドが割られたりり、青2マナ浮いた状態で《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》をプレイされかつスレッショルドしてしまうなど、完全に有利な訳ではない。
やはり、調査結果通り【カナスレ】VS【BIG ZOO】は五分五分なのだと思う。
【カナスレ】が勝つためには、なんとしてもマナ否定戦略を成功させるしかない。相手のマナがたまると《タルモゴイフ/Tarmogoyf 》や《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》が次々に召喚されて止められない。序盤にマナ否定戦略が成功して、《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》でダメージを十分に与えていれば、上記のクリーチャーが出てきても《火+氷/Fire+Ice》や《稲妻/Lightning Bolt》で除去あるいはタップして攻撃できる。ただし、相手はStP6枚体制なのでこちらの《タルモゴイフ/Tarmogoyf 》が役に立たないことが多くて困る。
マストカウンターカードも多くて困る。上記クリーチャーもカウンターできる場合はするべきだし、手札がマナ否定戦略に満ちている場合で火力を持っていない(かつ探しに行けない)場合は《貴族の教主/Noble Hierarch》すらもカウンターしなければならない。《森の知恵/Sylvan Library》ももちろん戦場に出させるわけにはいかない。この戦いで《呪文嵌め/Spell Snare 》が無駄カードになるようなことはないだろう。《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》が出たらほとんど負けが確定してしまうが、たとえばこれをデイズケアしてプレイされるようなぐらいマナが出るならいずれにしても負けてしまうと思う。
また、1ターン目に《野生のナカティル/Wild Nacatl》が出されたとしてもすぐに火力で始末してはいけない。火力で焼く優先度NO.1は《貴族の教主/Noble Hierarch》である。できれば《もみ消し/Stifle 》や《不毛の大地/Wasteland》でサイズを小さくしていきたい。
とにかくやることは、
マナ否定 → マナ残して生物展開 → 相手妨害 → フィニッシュ
であり、間違っても3/4で出せるからといって、フルタップで《タルモゴイフ/Tarmogoyf 》を召喚などしてはならない。【カナスレ】側は一枚たりともカードを無駄にできない。そこまでしてやっと五分五分だと思う。
逆に【BIGZOO】側からすれば、相手が【カナスレ】とわかった場合、特にあせってプレイする必要はない。安全にフェッチを起動できるまで待てば良い。もちろん【カナスレ】はフルタップなどしてくれない。しかし、何かの呪文を使って青マナを出せる土地が1枚しかないときにフェッチを2枚起動するなどして確実に土地を出していきたい。そして土地を持ってくるときは、手札の事情があれど必ず基本土地から持ってくることである。相手の《不毛の大地/Wasteland》を無駄カードに出来る。3種類の基本土地を場に出すことができれば、相手のマナ否定戦略はほぼ失敗したといえる。しかも、今回使用した【BIG ZOO】は火力が控えめなので、序盤は森と平地さえあればなんとかなる。また、こちらがフェッチも動かさずにゆっくりプレイしていると、相手の《もみ消し/Stifle 》や《呪文嵌め/Spell Snare 》が手札に停滞することになるので、スレッショルドするのも遅くなる。
ただし、ゆっくりプレイしたとしても、戦場に出したデュアルランドが割られたりり、青2マナ浮いた状態で《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》をプレイされかつスレッショルドしてしまうなど、完全に有利な訳ではない。
やはり、調査結果通り【カナスレ】VS【BIG ZOO】は五分五分なのだと思う。
デッキ相性調査:カナディアンスレッショルド VS BIG Zoo
2010年12月25日 デッキ相性調査【カナスレ】は、現環境に存在するコンボデッキ(ANT、スニークショー)には大変有利であるが、ビートダウン系デッキとも互角以上に戦えるのか。ビートダウンの中でも最も勢力が大きいと思われる【ZOO】との相性を調査する。今回は、最近多くみられる【BIG ZOO】を仮想敵とする。
〔調査方法〕
※1 メイン戦のみ20回行う。
※2 最初の1~10回目は【カナスレ】が先攻、11~20回目は【BIG ZOO】が先攻
※3 相手のデッキは不明な状態でゲームを始める
※4 デッキは本日の日記の最後に記載(メインのみ)
≪結果≫
【カナスレ】対【BIG ZOO】は、10勝10敗 で引き分けた。
デッキ相性 5:5
〔詳細〕
カナスレ VS BIG ZOO
(カナスレ先攻)
1回目 × - ○
2回目 ○ - ×
3回目 × - ○
4回目 ○ - ×
5回目 × - ○
6回目 ○ - ×
7回目 ○ - × (カナスレは1回マリガン)
8回目 ○ - × (BIG ZOOは1回マリガン)
9回目 × - ○ (カナスレは2回マリガン)
10回目 × - ○ (BIG ZOOは2回マリガン)
(BIG ZOO先攻)
11回目 × - ○ (カナスレは2回マリガン、BIG ZOOは1回マリガン)
12回目 ○ - × (カナスレは1回マリガン)
13回目 ○ - × (BIG ZOOは1回マリガン)
14回目 ○ - × (BIG ZOOは3回マリガン)
15回目 ○ - × (BIG ZOOは2回マリガン)
16回目 × - ○ (BIG ZOOは1回マリガン)
17回目 × - ○ (BIG ZOOは1回マリガン)
18回目 ○ - × (BIG ZOOは1回マリガン)
19回目 × - ○
20回目 × - ○
①どちらが先攻時も5勝5敗
②カナスレは20回中4回をマリガン。そのうち2回はダブルマリガン。
③BIG ZOOは20回中9回をマリガン。そのうちダブルマリガンは2回、トリプルマリガンが1回。
④カナスレがマリガン時は2勝0敗、ダブルマリガン時は0勝2敗。
⑤BIG ZOOがマリガン時は3勝3敗、ダブルマリガン時は1勝1敗、トリプルマリガン時は0勝1敗。
備考①BIG ZOOは、相手が青いと分かった時点で《目くらまし/Daze》をケアしてプレイした。
備考②BIG ZOOは、相手が青くかつ《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》、《不毛の大地/Wasteland》、《火+氷/Fire+Ice》、《もみ消し/Stifle 》を見た場合は、相手をカナスレと判断して《もみ消し/Stifle 》を考慮に入れてプレイした。
考察は次回の日記で行う。
≪デッキレシピ≫
【カナスレ】
4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf 》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《もみ消し/Stifle 》
4《呪文嵌め/Spell Snare 》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《目くらまし/Daze》
4《火+氷/Fire+Ice》
4《思案/Ponder》
4《Force of Will》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《Volcanic Island》
3《Tropical Island》
1《繁殖池/Breeding Pool》
1《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1《汚染された三角州/Polluted Delta》
1《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
【BIG ZOO】
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl》
3《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《森の知恵/Sylvan Library》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
3《Savannah》
2《Taiga》
1《Plateau》
1《森/Forest》
1《平地/Plains》
1《山/Mountain》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2《乾燥台地/Arid Mesa》
1《不毛の大地/Wasteland》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《Karakas》
〔調査方法〕
※1 メイン戦のみ20回行う。
※2 最初の1~10回目は【カナスレ】が先攻、11~20回目は【BIG ZOO】が先攻
※3 相手のデッキは不明な状態でゲームを始める
※4 デッキは本日の日記の最後に記載(メインのみ)
≪結果≫
【カナスレ】対【BIG ZOO】は、10勝10敗 で引き分けた。
デッキ相性 5:5
〔詳細〕
カナスレ VS BIG ZOO
(カナスレ先攻)
1回目 × - ○
2回目 ○ - ×
3回目 × - ○
4回目 ○ - ×
5回目 × - ○
6回目 ○ - ×
7回目 ○ - × (カナスレは1回マリガン)
8回目 ○ - × (BIG ZOOは1回マリガン)
9回目 × - ○ (カナスレは2回マリガン)
10回目 × - ○ (BIG ZOOは2回マリガン)
(BIG ZOO先攻)
11回目 × - ○ (カナスレは2回マリガン、BIG ZOOは1回マリガン)
12回目 ○ - × (カナスレは1回マリガン)
13回目 ○ - × (BIG ZOOは1回マリガン)
14回目 ○ - × (BIG ZOOは3回マリガン)
15回目 ○ - × (BIG ZOOは2回マリガン)
16回目 × - ○ (BIG ZOOは1回マリガン)
17回目 × - ○ (BIG ZOOは1回マリガン)
18回目 ○ - × (BIG ZOOは1回マリガン)
19回目 × - ○
20回目 × - ○
①どちらが先攻時も5勝5敗
②カナスレは20回中4回をマリガン。そのうち2回はダブルマリガン。
③BIG ZOOは20回中9回をマリガン。そのうちダブルマリガンは2回、トリプルマリガンが1回。
④カナスレがマリガン時は2勝0敗、ダブルマリガン時は0勝2敗。
⑤BIG ZOOがマリガン時は3勝3敗、ダブルマリガン時は1勝1敗、トリプルマリガン時は0勝1敗。
備考①BIG ZOOは、相手が青いと分かった時点で《目くらまし/Daze》をケアしてプレイした。
備考②BIG ZOOは、相手が青くかつ《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》、《不毛の大地/Wasteland》、《火+氷/Fire+Ice》、《もみ消し/Stifle 》を見た場合は、相手をカナスレと判断して《もみ消し/Stifle 》を考慮に入れてプレイした。
考察は次回の日記で行う。
≪デッキレシピ≫
【カナスレ】
4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf 》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《もみ消し/Stifle 》
4《呪文嵌め/Spell Snare 》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《目くらまし/Daze》
4《火+氷/Fire+Ice》
4《思案/Ponder》
4《Force of Will》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《Volcanic Island》
3《Tropical Island》
1《繁殖池/Breeding Pool》
1《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1《汚染された三角州/Polluted Delta》
1《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
【BIG ZOO】
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl》
3《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《森の知恵/Sylvan Library》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
3《Savannah》
2《Taiga》
1《Plateau》
1《森/Forest》
1《平地/Plains》
1《山/Mountain》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2《乾燥台地/Arid Mesa》
1《不毛の大地/Wasteland》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《Karakas》
カナスレ VS ANT(青黒) の考察
2010年12月4日 デッキ相性調査【カナスレ】 VS【ANT(青黒)】のメイン戦を20回行ったところ、13勝7負で【カナスレ】が勝ち越した。この結果について、【カナスレ】側からの視点で考察してみる。
①《もみ消し/Stifle 》がどんなときでも無駄カードにならない!
【ANT】に対してこのカードは強力すぎる。フェッチに対して打つとマナが確保できないし、フェッチを引かれなかった場合でも、《苦悶の触手/Tendrils of Agony》のストームが打ち消される。また、このカードが1枚墓地にあると《不正利得/Ill-Gotten Gains》のコンボがやりにくい。少なくとも、墓地から引き上げるカード3枚のうちに1枚は手札破壊を加えなければならない。そのためには大量のマナが必要になる。《もみ消し/Stifle》が墓地に2枚も落ちているとさらに大変なことになる。
②【ANT】に有効なカードが多い。
【カナスレ】には12枚ものカウンターが入っている。青いカードが30枚も入っているので、《Force of Will》の餌には困らないし、《呪文嵌め/Spell Snare 》
が【ANT】には有効だった。《むかつき/Ad Nauseam》よりも《冥府の教示者/Infernal Tutor》のほうが枚数が多いので、カウンターできるチャンスは多い。また
《むかつき/Ad Nauseam》を打たれたとしても、《冥府の教示者/Infernal Tutor》を経由してエンドカードを引っ張ってこなければならいこともある。そして、《呪文嵌め/Spell Snare 》も《もみ消し/Stifle》と同様に、《不正利得/Ill-Gotten Gains》によるコンボのルートを著しく妨害する。これら両方のカードが墓地あるいは手札にあると、【ANT】側は勝ち筋の1つを封じられたことになり、勝利が遠のく。
特殊地形が多く、かつ、土地の総数が少ない【ANT】には《不毛の大地/Wasteland》も大変有効なカードであり、《目くらまし/Daze》や《火+氷/Fire+Ice》をより強くしている。
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》もコンボデッキ全般に効果のあるカードだ。
また、上記のカードをすばやく手札にもたらしてくれる《渦まく知識/Brainstorm》や《思案/Ponder》も有難い。
③ダメージを与えるのに、マナがかからない。
クリーチャーのコストが軽いので、これらを召喚しながら上記のような強力な呪文を構えることができる。1ターン目に《呪文嵌め/Spell Snare 》や《もみ消し/Stifle》があれば、それを構えていればいいし、2ターン目以降にマナが余ればマングースをプレイすれば良い。また、相手がなにもしてこなければ、エンド時に《稲妻/Lightning Bolt》や《火+氷/Fire+Ice》でダメージを与えることができる。そうしているうちに、《むかつき/Ad Nauseam》をプレイするには危険なライフ域にまで持っていける。、《不正利得/Ill-Gotten Gains》のルートに変更できればいいが、①、②より困難なことが多い。
プレイテストの結果と、上記の①~③の考察内容から、メイン戦については【カナスレ】は【ANT(青黒)】にはデッキの構成的に有利であると考える。サイド後についてはわからないが、【ANT(青黒)】側のサイドボードに根絶が入っていなければ、勝率はメイン戦より悪くなると思う。
来週の世界選手権サイドイベントで優勝を狙うのなら【ANT】を倒せるようにしておきたい。【カナスレ】は十分な資質があると感じた。
しかし、【ANT】には、《沈黙/Silence》を含んだ青白黒バージョンが存在する。相手が手札破壊の代わりにこの呪文を唱えれば、《呪文嵌め/Spell Snare 》や《もみ消し/Stifle》が無力化されてしまう。ただ、マナ否定戦略を搭載している【カナスレ】に対して、2色→3色にすることで色事故が発生する可能性もある。どこまで実行可能であるのか分からない。【カナスレ】を使用するのなら、こちら
との相性も調査しておかなければならない。
また、その他のコンボデッキには《呪文嵌め/Spell Snare 》や《もみ消し/Stifle》が対策にならない場合もあるので、それらとの相性の調査も必要だ。世界選手権サイドイベントまでに間に合うか心配だ・・・。
①《もみ消し/Stifle 》がどんなときでも無駄カードにならない!
【ANT】に対してこのカードは強力すぎる。フェッチに対して打つとマナが確保できないし、フェッチを引かれなかった場合でも、《苦悶の触手/Tendrils of Agony》のストームが打ち消される。また、このカードが1枚墓地にあると《不正利得/Ill-Gotten Gains》のコンボがやりにくい。少なくとも、墓地から引き上げるカード3枚のうちに1枚は手札破壊を加えなければならない。そのためには大量のマナが必要になる。《もみ消し/Stifle》が墓地に2枚も落ちているとさらに大変なことになる。
②【ANT】に有効なカードが多い。
【カナスレ】には12枚ものカウンターが入っている。青いカードが30枚も入っているので、《Force of Will》の餌には困らないし、《呪文嵌め/Spell Snare 》
が【ANT】には有効だった。《むかつき/Ad Nauseam》よりも《冥府の教示者/Infernal Tutor》のほうが枚数が多いので、カウンターできるチャンスは多い。また
《むかつき/Ad Nauseam》を打たれたとしても、《冥府の教示者/Infernal Tutor》を経由してエンドカードを引っ張ってこなければならいこともある。そして、《呪文嵌め/Spell Snare 》も《もみ消し/Stifle》と同様に、《不正利得/Ill-Gotten Gains》によるコンボのルートを著しく妨害する。これら両方のカードが墓地あるいは手札にあると、【ANT】側は勝ち筋の1つを封じられたことになり、勝利が遠のく。
特殊地形が多く、かつ、土地の総数が少ない【ANT】には《不毛の大地/Wasteland》も大変有効なカードであり、《目くらまし/Daze》や《火+氷/Fire+Ice》をより強くしている。
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》もコンボデッキ全般に効果のあるカードだ。
また、上記のカードをすばやく手札にもたらしてくれる《渦まく知識/Brainstorm》や《思案/Ponder》も有難い。
③ダメージを与えるのに、マナがかからない。
クリーチャーのコストが軽いので、これらを召喚しながら上記のような強力な呪文を構えることができる。1ターン目に《呪文嵌め/Spell Snare 》や《もみ消し/Stifle》があれば、それを構えていればいいし、2ターン目以降にマナが余ればマングースをプレイすれば良い。また、相手がなにもしてこなければ、エンド時に《稲妻/Lightning Bolt》や《火+氷/Fire+Ice》でダメージを与えることができる。そうしているうちに、《むかつき/Ad Nauseam》をプレイするには危険なライフ域にまで持っていける。、《不正利得/Ill-Gotten Gains》のルートに変更できればいいが、①、②より困難なことが多い。
プレイテストの結果と、上記の①~③の考察内容から、メイン戦については【カナスレ】は【ANT(青黒)】にはデッキの構成的に有利であると考える。サイド後についてはわからないが、【ANT(青黒)】側のサイドボードに根絶が入っていなければ、勝率はメイン戦より悪くなると思う。
来週の世界選手権サイドイベントで優勝を狙うのなら【ANT】を倒せるようにしておきたい。【カナスレ】は十分な資質があると感じた。
しかし、【ANT】には、《沈黙/Silence》を含んだ青白黒バージョンが存在する。相手が手札破壊の代わりにこの呪文を唱えれば、《呪文嵌め/Spell Snare 》や《もみ消し/Stifle》が無力化されてしまう。ただ、マナ否定戦略を搭載している【カナスレ】に対して、2色→3色にすることで色事故が発生する可能性もある。どこまで実行可能であるのか分からない。【カナスレ】を使用するのなら、こちら
との相性も調査しておかなければならない。
また、その他のコンボデッキには《呪文嵌め/Spell Snare 》や《もみ消し/Stifle》が対策にならない場合もあるので、それらとの相性の調査も必要だ。世界選手権サイドイベントまでに間に合うか心配だ・・・。
デッキ相性調査:カナディアンスレッショルド VS ANT
2010年12月2日 デッキ相性調査【カナディアンスレッショルド】は現環境のソリューションと成りえるのか。
もともと高性能なデッキであるし、【CTG】をほとんど見かけなくなったのでチャンスはあると思う。カウンターを備えているのでコンボにも強いと思う。
最近の瞬殺コンボ系デッキの代表は、
【ANT】
【スニーク&ショーテル】
【Hive Mind 】
であると思うが、その中でもっとも速い【ANT】との相性を調査してみる。
〔調査方法〕
※1 とりあえずメイン戦のみ20回行う。
※2 最初の1~10回目はANTが先攻、11~20回目はカナスレが先攻
※3 相手のデッキは不明な状態でゲームを始める
※4 デッキは本日の日記の最後に記載(メインのみ)
≪結果≫
カナスレ対ANTは、13勝7敗 でカナスレが勝ち越した。
デッキ相性 6.5:3.5
〔詳細〕
ANT VS カナスレ
(ANT先攻)
1回目 × - ○ (カナスレは1回マリガン)
2回目 ○ - × (カナスレは1回マリガン)
3回目 × - ○ (カナスレは1回マリガン)
4回目 × - ○
5回目 × - ○
6回目 ○ - × (カナスレは1回マリガン)
7回目 × - ○
8回目 × - ○
9回目 ○ - × (ANTは2回マリガン)
10回目 × - ○ (ANTは2回マリガン)
(カナスレ先攻)
11回目 ○ - ×
12回目 × - ○
13回目 × - ○
14回目 × - ○
15回目 ○ - × (カナスレは1回マリガン)
16回目 × - ○
17回目 ○ - ×
18回目 × - ○
19回目 × - ○ (カナスレは1回マリガン)
20回目 ○ - ×
①ANT先攻時 7勝3敗でカナスレが勝ち越し
②カナスレ先攻時 6勝4敗でカナスレが勝ち越し
③カナスレは20戦中6戦を1回マリガン
④ANTは20戦中2戦を2回マリガン
⑤カナスレが1回マリガンしたときは勝率5割(3勝3敗)
考察は、明日以降に行う。
≪デッキレシピ≫
【カナディアンスレッショルド】
4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf 》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《もみ消し/Stifle 》
4《呪文嵌め/Spell Snare 》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《目くらまし/Daze》
4《火+氷/Fire+Ice》
4《思案/Ponder》
4《Force of Will》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《Volcanic Island》
4《Tropical Island》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
【ANT】
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
3《金属モックス/Chrome Mox》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4《思案/Ponder》
4《強迫/Duress》
3《思考囲い/Thoughtseize》
2《定業/Preordain》
4《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
4《冥府の教示者/Infernal Tutor》
1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
1《不正利得/Ill-Gotten Gains》
2《むかつき/Ad Nauseam》
1《沼/Swamp》
1《島/Island》
4《Underground Sea》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《水晶鉱脈/Crystal Vein》
もともと高性能なデッキであるし、【CTG】をほとんど見かけなくなったのでチャンスはあると思う。カウンターを備えているのでコンボにも強いと思う。
最近の瞬殺コンボ系デッキの代表は、
【ANT】
【スニーク&ショーテル】
【Hive Mind 】
であると思うが、その中でもっとも速い【ANT】との相性を調査してみる。
〔調査方法〕
※1 とりあえずメイン戦のみ20回行う。
※2 最初の1~10回目はANTが先攻、11~20回目はカナスレが先攻
※3 相手のデッキは不明な状態でゲームを始める
※4 デッキは本日の日記の最後に記載(メインのみ)
≪結果≫
カナスレ対ANTは、13勝7敗 でカナスレが勝ち越した。
デッキ相性 6.5:3.5
〔詳細〕
ANT VS カナスレ
(ANT先攻)
1回目 × - ○ (カナスレは1回マリガン)
2回目 ○ - × (カナスレは1回マリガン)
3回目 × - ○ (カナスレは1回マリガン)
4回目 × - ○
5回目 × - ○
6回目 ○ - × (カナスレは1回マリガン)
7回目 × - ○
8回目 × - ○
9回目 ○ - × (ANTは2回マリガン)
10回目 × - ○ (ANTは2回マリガン)
(カナスレ先攻)
11回目 ○ - ×
12回目 × - ○
13回目 × - ○
14回目 × - ○
15回目 ○ - × (カナスレは1回マリガン)
16回目 × - ○
17回目 ○ - ×
18回目 × - ○
19回目 × - ○ (カナスレは1回マリガン)
20回目 ○ - ×
①ANT先攻時 7勝3敗でカナスレが勝ち越し
②カナスレ先攻時 6勝4敗でカナスレが勝ち越し
③カナスレは20戦中6戦を1回マリガン
④ANTは20戦中2戦を2回マリガン
⑤カナスレが1回マリガンしたときは勝率5割(3勝3敗)
考察は、明日以降に行う。
≪デッキレシピ≫
【カナディアンスレッショルド】
4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf 》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《もみ消し/Stifle 》
4《呪文嵌め/Spell Snare 》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《目くらまし/Daze》
4《火+氷/Fire+Ice》
4《思案/Ponder》
4《Force of Will》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《Volcanic Island》
4《Tropical Island》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
【ANT】
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
3《金属モックス/Chrome Mox》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4《思案/Ponder》
4《強迫/Duress》
3《思考囲い/Thoughtseize》
2《定業/Preordain》
4《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
4《冥府の教示者/Infernal Tutor》
1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
1《不正利得/Ill-Gotten Gains》
2《むかつき/Ad Nauseam》
1《沼/Swamp》
1《島/Island》
4《Underground Sea》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《水晶鉱脈/Crystal Vein》